人生最後の10年
最後の10年、何して過ごすか？
なかなか迷うところ。
因みに、いつからいつまでが最後の10年か？というと、これは60代だ。
周りを見て思うのは、身体が衰えを実感することなく自在に動かせるのは60代の10年がラスト10年のように思う。
自分の親、周りの年輩者を見て思うのは、60代は比較的元気。しかし、70代から急速に衰える。そして80代になると、大抵、ヤバイ。そんな感じ。
勿論、持病保ちでヤバイ人は50代から自在に動く身体を失っている人が少なく無い。
ただ、幸いな事に、自身は20代から老化防止とは別で、筋力増強の筋トレを行っているし、有酸素運動も持続的に行っている。そして、30代後半からは体力維持ではなく体力増強のトレーニングを行っている。その成果で、50代半ば過ぎても体力は20代並。体力年齢は28歳、そんな状態。体脂肪率も11％を切っている状況。
恐らくだけど、運動習慣を持続すれば、今のコンディションは還暦60歳になっても維持されているだろう。そうすれば、60代の10年は運動し続ければ体力は維持できてそうだ。
定年退職したら、絵画、俳句、ゲートボール、カメラ、陶芸、、、、そんな世界に入りたい！そんな意見を聞く事も少なく無い。それはそれで楽しいけど、自分的には、それはもっと後に行いたい。身体が動くので在れば、自分の好きな事、本能的にやりたい事を続けたい。
で、思ったのは、二輪車だ。特に単車。
単車が好きになったのは小学校5年生の頃。サイクリング先にで出会ったZ750fourに出会ってからだ。A4モデルだったけど、未だに覚えている。最初に跨ったのは中学二年の頃だ。そして、直ぐにバイト先でトライアルバイクを借りてコースで乗り回していたのを昨日のように覚えている。未だに忘れられない。あの新鮮さ、凄くワクワクしたのを鮮明に覚えている。
今だから時効だろうけど、中学1年、2年の頃は、隣町の中学校、幟町中学のチョイ悪グループと付き合いがあって、当時流行のパッソルで夜の街を走り回っていたのを覚えている。パッソルであっても凄くスピードが出る乗り物のように思っていたのが懐かしい。
その後、免許が取れる年齢になって、ミニトレとかCB50、マメタン、、、、そんな原付を乗り継ぎ、CB125T、RD125等を乗り継ぎ、峠に出撃。18歳になると250cc以上の単車に乗り換えて毎日のように峠に通って走り込んでいた。それで、恐さ知らずでステップ擦るのが命的に通い詰めていたのを覚えている。あの頃が一番楽しかったもの。
二十歳を過ぎて、常連扱いされて、ある程度覚えられている頃も楽しかったけど、一番楽しかったのは10代の頃。あの楽しさ、忘れられない。
しかし、、、、この走りの感覚、最後に保てたのは三十路の始め頃迄だ。
その後は、どこかセーブして盆栽ライダー的な状態だろう。それがイヤで39歳から現役復帰を目指し、毎週末100km程度は走り込んでいるけど、15年過ごしても未だ不十分。今はどうか？っていうと、やっぱり怖い。恐さがあるので攻めるのも程々、、、、
それじゃいけない。
ということで、リメンバー10代〜20代である。毎週末100km走る程度じゃだめだろう。10代後半〜20代後半の間は、峠を毎日100kmは走り込んでいた。
60代になったら、天気が良い日は毎日同じくらい走りたい。早朝、スポーツバイクに乗って走り続けたい。そして、20代と同じ感覚で走れるように戻りたい。それを取り戻すための期間に最後の10年を捧げたい。
傍目にはアホでバカかもしれないが、昔出来て、今出来ない理由は無い。機材も揃っている。最初はマグナム80、そしてAR125Sとステップアップして感覚を呼び戻したいと思っている。
それが始まる迄、残すところ4年である。この4年間は、バイクもそこそこだけど、チャリに乗って有酸素運動、筋トレをしっかりしてフィジカルコンディションを今以上にパワフルな状態に保つのが当面の目標。
これからの4年はロード、ピストもしっかり乗るけど、極力、定時退社してバイクにも乗る。定時退社率を高め、運動時間を確保しつつ、単車にもしっかり乗る。
比率を単車サイドにシフトしつつ還暦定年時に単車メインで峠に通い続けられるようにしたい。
理想は、、、、スライド走行、、、なんて筈はない。元々、スライド走行なんて出来ない。滑ったらビックリするも転けずに回避程度である。それで十分。アクセル開けすぎたらリアが出るけど転けずに助かった！程度である。ビビってアクセル戻したら吹っ飛ぶけど、それが回避出来る程度で十分。所詮、峠好きのバイク少年レベルである。そのレベルに戻れればＯＫだ。
ただ、当時出来ていたのは、左コーナーならフルバンクして左手で地面を撫でる事が出来たくらい。それくらいは出来るようになりたい。力を抜いて自在に走る。それが出来ればそれで十分だ。
これからの4年の準備、そしてラスト10年、しっかり楽しみたい。